重慶火鍋とは

「重慶と言えば火鍋、火鍋といえば重慶」を証明するように、2014年中国全土の火鍋ベスト50のランキングに、重慶からは13のお店がランキング入りしました。

中国語で「到重庆不吃火锅,等于没到重庆」(重慶に来て火鍋を食べなければ、重慶に来たことにはならない)と言われているように、重慶は火鍋の聖地です!

是非重慶に来たら、火鍋をお試しください。(写真はクリックで拡大します)

重慶火鍋とは

重慶火鍋の特徴は、とにかく、辛い!痺れる!に尽きます。

【重慶火鍋】

辛いのは唐辛子の辣。
痺れるのは山椒の麻。
ということで、重慶の火鍋は麻辣味と表現されます。

初めてこのお鍋を見た時は誰もが尋常でない唐辛子と山椒の量に驚くことでしょう。

このように仕切られているのは、火鍋は庶民や労働者の食べ物であり、知らない人同士でも大勢で気軽に同じ鍋を囲み、然し自分の入れた具材の場所が判るようにしていたから、と言われています。

現在では、それぞれの仕切りに同じ具材を入れて、食べる時に判り易いようにする方も多いようです。

【鴛鴦(ユエンヤン)火鍋】

また、辛いのが苦手な方の為に、辛くない白いスープもある、鴛鴦(ユエンヤン)火鍋というものもあります。

他の街では、半分半分のお鍋が多いのですが、重慶ではこのように白湯のエリアが小さい鴛鴦のタイプを多く見かけます。流石重慶!

重慶火鍋の食べ方

最近は、つけだれをセルフサービスで好きなようにブレンドできるお店も増えてきましたが、昔ながらの老火鍋のお店では、ラードたっぷりの赤い火鍋を、ごま油につけていただきます。

【火鍋専用ごま油】

ごま油も、衛生面を気遣ってか、このような小さな缶で一人づつ配られるお店も増えてきました。

お勧めとしては、ごま油の中に、ニンニクみじん切り・塩少々・黒酢少々・ねぎのみじん切り・香菜のみじん切りなどを加えてみて下さい。

ごま油で食べるという罪悪感が、少々薄らぎます。

重慶火鍋の具材

高級な火鍋のお店では、写真付きのメニューが出てきますが、普通の火鍋のお店では具材が書かれた紙が渡され、欲しい具材に自分でチェックを入れます。

いくつかお勧めの具材を紹介いたします。

●毛肚(マオドウ)

牛の胃袋、センマイです。
重慶人は、牛肉や羊肉より、まず毛肚。
新鮮なものは、8秒ほど煮れば食べれます。

いい物は、歯ごたえもシャキシャキで、臭さもありません。

 

●鴨腸・鵞腸

字の如く、鴨の腸、お店によっては鵞鳥の腸。
鴨の方が細め、鵞鳥の方が太めです。

スープにいれて、くるくると丸まってきた頃が食べごろです。こちらも歯ごたえシャキシャキ。

 

 

●豚肉の山椒揚げ

豚肉の細切りを、山椒の入った衣で揚げたもの。
お店によって、お肉の大きさ、山椒の量が変わっていてそれぞれ好みがあると思います。

そのまま食べても良し、火鍋の中に入れても良し。

 

 

●土豆(じゃがいも)

重慶はじゃがいもが美味しいです。
お料理でも美味しいのですが、火鍋にいれても、ホクホク。

ただ崩れやすいので、煮過ぎに注意です。

●藕片(れんこん)

日本の鍋にはあまり入れる事はないですが、今では火鍋必須アイテム。
シャキシャキ感が残るうちもいいですし、煮過ぎてグタっとなったレンコンもいいです。

ただ、レンコンの穴に山椒が入っている事もあるので食べるときは注意です

●寛粉

芋の粉で作られた、太い春雨のような、くずきりのような物。
煮込んでもとろける事はなく、弾力のあるもちもちした食感がやめられません。

 

●黄瓜(きゅうり)

こちらもお鍋の具としては珍しいですが、重慶人のテーブルには乗っている確率高し。
薄切りなので、しゃぶしゃぶのようにしていただきます。
口がさっぱりいたします。

 

重慶火鍋の具材『番外編』

●鴨血・内臓

鴨の血を固めた物。プルンとした食感です。
新鮮な物は臭みもなく、レバーが苦手な方でもいただけます。
鳥を丸ごとさばいてくれるお店では一緒に内臓も出てきたりします。

 

●脳花(豚の脳みそ)

グロテスクですが・・・
味は白子のような感じです。
あまりお勧めはしませんが、興味のある方は、新鮮な物をだしてくれるお店でトライしてください。

 

 

●加多宝・王老吉など

重慶人の火鍋のお供。
麻辣味の火鍋を食べると、身体が上火する(火照る)のでのぼせを冷やすために、涼茶を飲みます。

ちょっと甘めですが、これを飲むと不思議と火鍋の辛さもおさまります。