『日本語補習校に関する事前アンケート』結果

2016年2月に行いました重慶日本語補習校に関する事前アンケートについて以下の通り結果のご報告を致します。(回答数:40名(世帯))

【重慶日本クラブの方針】
重慶日本クラブでは2014年に補習校に関するアンケートを実施した結果、対象生徒数が少なく補習校の運営が成り立つ要件を満たすことが困難と判断し、設立は見送りとなりました。
(詳細は、こちらをご参照ください)
今回のアンケート結果でも、残念ながら補習校設立の要件を満たすことは困難と判断せざるを得ない結果となりました。
しかしながら、補習校設立を希望されるご意見も多数寄せられておりますので引き続き補習校設立に向けた調査は継続していく方針です。

1、問1:現在のご赴任の形態

単身赴任:31世帯
家族帯同:9世帯

2、問2:現在就学年齢(小学生または中学生)の子供

いない:33世帯
いる:7世帯(うち重慶在住は4世帯)

3、問3:問2で「いる」と回答された方のお子様の学年

■家族帯同
小学1年:1名
小学3年:2名
小学6年:1名
中学1年:1名   合計: 5名
■単身赴任
小学2年:3名
小学4年:1名
小学5年:1名
中学3年:1名   合計: 6名

4−5、問4、問5:将来就学予定の子供の人数(問4)と就学年齢に達する年数(問5)


■家族帯同
いない:5世帯
いる:4世帯 →(1年後) 2世帯
(2年後) 1世帯
(3年後) 1世帯
■単身赴任
いない:29世帯
いる:2世帯 →(1年後)   1世帯
(3年以上) 1世帯

6、問6:(省略)

7、問7:補習校入学希望

ある:5世帯 → 家族帯同では4世帯
ない:3世帯 → 家族帯同では1世帯
無回答:32世帯

8、問8:補習校希望曜日(複数回答可)

土曜午前:3世帯
日曜午後:2世帯
土曜午後:1世帯
日曜午前:1世帯

9、問9:補習校希望地

江北区:2世帯
渝中区:2世帯

10、問10:学習希望内容

国語(日本語の読み書き)、歴史

11、問11:その他希望内容

道徳

12、問12:保護者のサポート可否

可:3世帯
不可:1世帯
無回答:1世帯

13、問13:サポートの内容

子供の送迎

14、問14:その他の自由意見

●企業としては、駐在のしやすさを向上していただけると人選の幅が広がります。日本語の補修校の整備もその一つと思いますので是非設置の検討をお願いしたいと考えます。環境が整えば進出企業も増えてくるのではないでしょうか?
●現状では、御家族含めた帯同は厳しい環境です。将来のこと考えた時、日本語補習校は必要と考えます。
●在住児童の教育環境に有利、不利がないことを願っております。
●以前、駐在していたときは、子供が補習校へ通っていました。家族、本人とも非常によかったです。
●特にありませんが、下記の条件が揃うように関係者の機運が盛り上がる必要があると思います。
1.日系進出企業の増加、及びこれに伴う対象児童を持つ出向者の増加
2.重慶市全体として、家族帯同出向者が歓迎される環境作りとアピール
3.出向元親会社の家族帯同を勧める施策(補習校開設への寄付、補習校授業料への補助、家族移動手段(自家用車)への補助等)の充実
4.補習校のコストパフォーマンスの確保とアピール
●グローバルな人材が育つ様、英語中心の教育を期待します。また、日本と中国(及び西洋)の文化について、違いがあることも知ってもらうと良い。日本の常識は、通用せず!
●対象となる方々の規模によって、ニーズと内容は決まると思います。
●重慶に進出する日系企業の駐在員も増加していることを考慮すると補助校を開設することは望ましいと判断する。しかしながら、希望者有無や補助校の運営等(企業の負担)に関し理解できていない現状では慎重な判断が必要と考えます。
●難しい問題だと思いますが、設立される事を望みます。