重慶における外国籍者向けワクチン接種《実際に接種》

本来ですと日本へ一時帰国し日本で承認されているワクチンを接種したいところでしたが、日本マスコミ報道ではなかなか進んでいないようで、実際にいつ一時帰国できるかもわからない状況なこともあり、中国人接種が進むのを見て2回接種しても特に目立つ副作用もなさそうと思い接種することにしました。安全かどうか?副作用がどうか?などは正直サッパリわかりませんので、本文を見られた方々の自己判断で宜しくお願い致します。

1回目接種:2021年06月03日

2回目接種:2021年07月14日

現在:7月29日 特に副作用などはありません。

1、ワクチン接種の申し込みについて

ここをクリックして下さい→重慶における外国籍者向けワクチン接種について

2、実際に接種するまでの流れ ーRafflesHospitalの場合ー

(1)スマホから必要事項を入力します。

(2)病院側が接種準備ができたら電話連絡で都合日の確認があります。(英語で連絡があります)

(3)病院2Fに上がり受付でパスポートか社会保険加入者は保険カードを提示し簡単な問診票(日本語版があります)へ記載します。

(4)社会保険加入者は無料、それ以外の外国人は100元/1回接種を支払います。

(5)10-20分程度待つと氏名を呼ばれますので部屋に入り接種します。

(6)接種後は30分椅子に座り待機して問題なければそのまま帰ります。

3、1回目接種状況

(1)1回目の接種では接種証明書は発行されず2回目の接種後に接種証明書が発行されます。

(2)北京製造のワクチンと成都製造のワクチンがありますので、接種時にワクチンの入った箱の表記を説明されますが病院側も同じ製造元のワクチンを接種するようにデーターベースで管理されています。

(3)中国人は筋肉注射のようですが、なぜか外国人は皮膚下注射でしたので蚊に刺される程度の痛みでした。

(4)副作用と思われる症状は全くありません。病院からの説明通りに”当日の入浴は控え、2−3日間の激しい運動、飲酒は控える”程度でした。

4、2回目接種までの流れ

(1)1回目のようにスマホでの登録は必要ありません。

(2)”3−4週間後に2回目接種”ということですので、それまで病院からの連絡を待ちましょう。

(3)1回目接種と同じように病院から接種日の日程確認の電話連絡があります。

(4)予約日に病院に行き接種〜待機します。

(5)2回目接種が終わると接種証明書が発行されます。

”支付宝アプリ”を使っている人は”支付宝”に必要情報を入力すると、2回接種証明がQRコードで表示されます。このQRコードがワクチンパスポートになるようですが、一般の外国人は”支付宝”登録ができていない方々が多いと思います。その場合は病院から2回接種の日付け、ワクチン製造元などが記載され病院の印鑑が押された証明書が発行されますので受け取りましょう。

外地への移動時に公共施設などで提示する微信などスキャンすると安全の確認表示をする緑色のQRコードと”支付宝”で表示するQRコードは別のものです。

(6)2回目接種後の副作用は夜に自宅で少しだけ筋肉痛に似た鈍い痛さがありましたが、翌日にはその痛みもなくなりました。

(7)ワクチンパスポート(公共施設利用時に提示が必要?詳細未定)

これはいつから実施なのか?証明書しか持っていない外国人はどうするのか?など詳しいことは決まっていないようです。今後何らかの施策があるものと思います。

5、所管

ワクチンを打つ本人の社会活動への心構えにおいて、今生活している場所が中国で中国人はどんどん接種が進んでいるのに自分は外国人だから自国で接種したい!!というお気持ちは分からないでもありませんが、いつ一時帰国できるか未定な現在その地域の進め方に従った方が少しでも自己防衛になるのではないかと考え接種しました。しかし、接種前の問診票にも明記されていましたが体調とか過去に大きな病気をされた方など不安のある方にはオススメしません。

我々の母国日本は確かに安全面においては信用できますが、緊急事態宣言などの規制、ワクチン開発、ワクチン調達において諸外国から一歩も二歩も遅れているのも事実です。その一方で新型コロナウイルスは凄い勢いで変異しているので重症化するリスクヘッジだけでもしておくことが、海外で言われる”自分の安全は自分で守る”一部分だと思っています。

日本では60歳上の老人から接種を開始しましたが、中国では59歳以下の方が接種対象者であるのもお国柄で異なるところです。逆に考えるとその分まだ解明されていない副作用の可能性があるということにもなります。

投稿者:Myam